スズメガ科 スズメガ亜科
Meganoton属
(めがのーとん)
【命名】Boisduval, 1875
【タイプ種】Macrosila nyctiphanes Walker, 1856
【原記載】Histoire naturelle des insectes 1: 58
【意味】[ギ]megas(大きい,長い); nôton(背)。「大きな背」。
おそらくこの蛾の胴体に由来。原記載「胸背は強固。腹は長く,太ささは普通で円錐形」。
【和名】エゾシモフリスズメ
【学名】Meganoton analis
(めがのーとん あなーりす)
【命名】(Felder, 1874)
【原記載】Reise der österreichischen Fregatte Novara 2(Abth. 2): pl. 78, f. 4 (Sphinx)
【意味】[ラ]anus(輪,肛門); -alis(接尾辞)。「輪のある」。
原記載に記述なし。おそらく前翅翅頂の半円状の黒線から。「肛門部分に特徴のある」とする解釈は取らない。
日本の亜種は,M. a. scribae (Austaut,1911)。亜種名は,採集者であるFritz Scriba(参照:本HP,ウラモントビナミシャク)に献じられたもの。
画像は,Ibid., pl. 78, f. 4 (Sphinx) から。
210215
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