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シャチホコガ科 トビモンシャチホコ亜科
Peridea属
(ぺりであ)
【命名】Stephens, 1828
【タイプ種】 Bombyx serrata Thunberg, 1792
【原記載】Illustrations of British entomology 2: 33
【意味】[ギ]perideês(非常に臆病な)。
原記載「幼虫と成虫は,触れられると,恐怖したように震える」に由来。
【和名】ナカキシャチホコ
【学名】Peridea gigantea
(ぺりであ ぎがんてーあ)
【命名】Butler, 1877
【原記載】The Annals and magazine of natural history (4) 20; 475
【意味】[ラ]giganteus(ギガンテース(巨人族)の)。
原記載には大きさの比較についての記述はないが,おそらくそのサイズから。
ギガス(複数形ギガンテス)はギリシア神話における巨人。参照:「ギガース - Wikipedia」。
【和名】イシダシャチホコ
【学名】Peridea graeseri
(ぺりであ ぐれーざーいー)
【命名】(Staudinger, 1892)
【原記載】Mémoires sur les lépidoptères 6: 351 (Notodonta)
【意味】[人名]Louis Greaser (1840-1913)に献じられたもの。グレーザーは19世紀ドイツの鱗翅収集家で,旧北区を専門とした。参照「Ludwig Carl Friedrich Graeser - Wikipedia」(英文)。
原記載「この新種について,アムール地方の熱心な研究者である L. Geaser氏に献名した」
【和名】アカネシャチホコ
【学名】Peridea lativitta
(ぺりであ らてぃうぃとた)
【命名】(Wileman, 1911)
【原記載】Transactions of the Entomological Society of London 1911: 292 (Notodonta)
【意味】[ラ]latus(側面,横腹); vitta(帯,リボン)。
明示されてはいないが、おそらく前翅内縁部の赤帯に由来。原記載「翅基部から亜外縁線まで鉄さび色の太い縞」。
【和名】ルリモンシャチホコ
【学名】Peridea oberthueri
(ぺりであ おーべるてゅーるいー)
【命名】(Staudinger, 1892)
【原記載】Mémoires sur les lépidoptères 6: 354 (Notodonta)
【意味】原記載「わたしはこの種を,アムール地域から多くの新しいシャチホコガ類を発表したオーベルチュールに献名した」。シャルル・オーベルテュール Charles Oberthür (1845-1894)は仏の蝶学者。
スタウディンガーの命名では N. Oberthüri だが,「国際動物命名規約第4版」の32条 5. 2 「ドイツ語単語に基づいて1985年よりも前に公表された学名においては,ウムラウト記号を母音から取り払い,その母音の後に“e”を挿入する」によって現在は"oberthueri"と記される。
【和名】マルモンシャチホコ
【学名】Peridea rotundata
(ぺりであ ろつんだーた)
【命名】(Matsumura, 1920)
【原記載】Zoological magazine 32 (379): 145 (Mesodonta)
【意味】[ラ]rotundo の完了分詞,「丸くされた」。
原記載「翅底に近く圓形の大K紋ありて」。
画像は,matsumura, 1921, Thousand insects of Japan additamenta 4, fig. 59 から。
200514
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