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シャチホコガ科 トビモンシャチホコ亜科
Mimopydna属
(みもぴどな)
【命名】Matsumura, 1924
【タイプ種】Bireta pallida Butler, 1877
【原記載】Transactions of the Sapparo Natural History Society 9: 37
【意味】[ギ]mimos 模倣,模倣者;[属名]Pydna属。「Pydna属の真似をしているもの」。
原記載「Pydona Wk. によく似る」。ここで挙げられているのはおそらく Pydona testacea Walker, 1856(日本未産)で,現在はPeriergos属に分類されている。pallida種は,Butlerが1877年にBireta属として命名し,その後Pydna属へ編入されていたが,これをあらためて新属として独立させたもの。(従って原記載ではタイプ種を Pydna pallida Walker としている)。
ピュドナは,おそらくローマとマケドニアの戦争があった有名な古戦場を指す。特別な由来・故事はなく,ウォーカーの言葉遊びの産物かもしれない。
【和名】ウスキシャチホコ
【学名】Mimopydna pallida
(みもぴどな ぱるりだ)
【命名】(Butler, 1877)
【原記載】The Annals and magazine of natural history (4) 20; 473 (Bireta)
【意味】[ラ]pallidus(青ざめた,黄色がかった)。
原記載「前翅は白っぽい(pale)麦わら色」。
200512
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