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シャクガ科 ナミシャク亜科
Hydriomena属
(ひどりおめな)
【命名】 Hübner, 1825
【タイプ種】 Geometra elutata
【意味】 原記載には由来の記述なし。おそらく,[ギ]hudria(水がめ); menô(留まる)。
Emmet は,原記載で最初にあげられている H. impluviata との対応で命名されていると考えている(ESM, p. 170)。下記参照。
【和名】 ヤナギナミシャク
【学名】 Hydriomena furcata
(ひどりおめな ふるかーた)
【命名】 (Thunberg, 1784)
【意味】 [ラ]furca(二叉のピッチフォーク); -atus(接尾辞)。
原記載文に由来の記述なし。Emmet は,前翅の帯が合流してそのような模様に見えたのではと考えている(EMS, p. 170)。
日本の亜種は,H. f. nexifasciata (Butler, 1881)。「からんで束になっている」。
画像は,Thunberg, 1784, D.D. Dissertatio entomologia sistens insecta svecica, pl. 1 から(Geometria fulcata)。
【和名】 ヒロオビナミシャク
【学名】 Hydriomena impluviata
(ひどりおめな いむぷるうぃあーた)
【命名】 (Denis & Schiffermüller, 1775)
【意味】 [ラ]impluviatus(方形の雨水溜めに似た形の)。
原記載に記述なし。Emmet は,幼虫の作る巣が雨の時に水浸しになることに由来すると解釈している(ESM, p. 170)。
日本の亜種は,H. i. insulata Inoue, 1953。「島の」。おそらく前翅中央部が大きく無地になっていることから。
画像は,Hübner, 1793-1841, Sammlung europäischer Schmetterlinge, pl. v. 5: 45 から(Geometra impluviata)。
180204
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