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シャクガ科 ナミシャク亜科
Eupithecia属 (i〜l)
(えうぴてきあ)
【命名】 Curtis, 1825
【タイプ種】 Phalaena absinthiata
【意味】 [ギ]eu-(良い,美しい); pithêkos(こびと,猿); -ia(接尾辞)。
原記載文には「The beautiful Pug」とあることから,パグ犬と結びつけた解釈も可能だが,ここでは Emmet に従って「dwarf(こびと)」とする(ESM, p. 173)。エメットの主張については,拙ブログ「17-04-09」記事を参照されたい。
【和名】 ミヤマカバナミシャク
【学名】 Eupithecia impavida
(えうぴてーきあ いむぱうぃだ)
【命名】 Vojnits, 1979
【意味】 [ラ]impavidus(恐れを知らない,大胆な)。
不詳。原記載を参照できず。
【和名】 アミモンカバナミシャク
【学名】 Eupithecia insignioides
(えうぴてーきあ いんしぐにおいーです)
【命名】 Wehrli, 1923
【意味】 [ラ・種小名]insigniata(明瞭な,印のついた); -oides(〜に似ている)。「insigniata と似ている」。
原記載(Wehrli, 1923, Dt. ent. Z. Iris 37: 65)によれば,E. insigniata Hübner 1789 (ヨーロッパに分布)と類似から。
【和名】 クロテンヤスジカバナミシャク
【学名】 Eupithecia interpunctaria
(えうぴてーきあ いんてるぷんくたーりあ)
【命名】 Inoue, 1979
【意味】 [ラ]intrepunctus(句読点を付けられた,区切られた); -arius(接尾辞)。
原記載文(Inoue, 1979, Bull. Fac. domestic Sci. Otsma Woman's Univ. 15: 202)によれば,前翅の大きく丸い横脈紋から。
【和名】 エゾチビナミシャク
【学名】 Eupithecia jezonica
(えうぴてきあ いえぞにか)
【命名】 Matsumura, 1927
【意味】 [ラ]jezo(蝦夷); -nicus(地名を示す接尾辞)。
採集地から。
【和名】 ウスイロヤスジカバナミシャク
【学名】 Eupithecia kurilensis
(えうぴてーきあ くりれーんしす)
【命名】 Bryk, 1942
【意味】 [固]Kuril(クリル諸島,千島); -ensis(地名を示す接尾辞)。
採集地(国後島)から。
【和名】 ホソカバスジナミシャク
【学名】 Eupithecia lariciata
(えうぴてーきあ らりきあーた)
【命名】 (Freyer, 1842)
【意味】 [ラ]larix(カラマツ); -atus(接尾辞)。
食草に由来。
図版は,Seitz, 1915, Die Gross-Schmetterlinge der Erde 4, pl. 12。
170402
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