スズメガ科 ウチスズメ亜科
Laothoe属
(らーおとえー)
【命名】Fabricius, 1807
【タイプ種】Sphinx populi Linnaeus, 1758
【原記載】Magazin für Insektenkunde 6: 287
【意味】[ギ神話]Laothoe(ラーオトエー。ギリシア神話に出てくる女性名)。
原記載に由来の説明なし。ギリシア神話にはこの名を持つ女性が複数名登場する。命名者の意図は不明だが,有名なところでは,ホメーロス『イーリアス』におけるトロイア王プリアモスの妻,および,アポロドーロス『神話』におけるテスピアイ王テスピオスの,ヘーラクレースと交わった50人の娘の一人。
【和名】ノコギリスズメ
【学名】Laothoe amurensis
(らーおとえー あむーれーんしす)
【命名】(Staudinger, 1892)
【原記載】Mémoires sur les lépidoptères 6: 232 (Smerinthus tremulae Tr. var. amurensis)
【意味】[地名]Amur(アムール川・地方);[ラ]-ensis(接尾辞。〜産の)。
原記載によれば,採集地から。
210320
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