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シャチホコガ科 トビモンシャチホコ亜科
Semidonta属
(せみどんた)
【命名】Staudinger, 1892
【タイプ種】Drymonia biloba Oberthür, 1880
【原記載】Mémoires sur les lépidoptères 6: 358
【意味】[ラ]semi-(「1/2」を表す接頭辞);[ギ]odus(歯,歯状のもの)。"-(o)donta"はNotodonta属にはじまるシャチホコガにしばしば用いられる語。Notodonta属参照。
命名者はAllodonta属(現在日本未産。かつてはツマジロシャチホコ Hexafrenum leucodera が分類されていた)の亜属として命名している。原記載によれば,もとの属であるNotodontaではなくAllodonta属により適合しているが,触角が異なっていることから,Semidontaという特別な亜属を設けるべきだとしている。要するに,「NotodontaとAllodontaとの中間のodonta」ということだろう。
【和名】カエデシャチホコ
【学名】Semidonta biloba
(せみどんた びろば)
【命名】(Oberthür, 1880)
【原記載】Études d'entomologie 5: 63 (Drymonia)
【意味】[ラ]bi-(2つを表す接頭辞);[ギ]lobos(葉)。植物学では“biloba”は「二浅裂」と訳し,葉に浅い切れ込みが入って2つに分かれていることを示す(例:イチョウの葉)。
原記載「〔前翅の〕黒褐色の部分には中横線の下に長い二浅列状の紋があって,内側は黄色,外側は薄い灰色に縁取られる」。
200518
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