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シャチホコガ科 ウチキシャチホコ亜科
Pheosia属
(ふぇおしあ)
【命名】Hübner, 1819
【タイプ種】Phalaena dictaea Linnaeus, 1767
【原記載】Verzeichniss bekannter Schmettlinge: 146
【意味】Emmet(ESN, p. 188)は,Macleod(1959, Key of the names of British butterflies and moths)の[ギ]phaios(灰色の,薄黒い)に対して,[ギ]pheôs(Sarcopoterium spinosum,和名トゲワレモコウ)からと解釈している。本属の一般的な食草類には対応していない(絶対に食べないかは未確認だが)。
むしろ,原記載「翅に破片状の線が描かれていて暗い色がついている」に対応すると考えるなら,Macleodの解釈"Phaios"は有力だといえる。
【和名】シロジマシャチホコ
【学名】Pheosia rimosa
(ふぇおしあ りーもーさ)
【命名】Packard, 1864
【原記載】Proceedings of the Entomological Society of Philadelphia 3: 358
【意味】[ラ]rimosus(割れ目の入った,ひび割れた)。おそらく,前翅内縁の褐色線から。原記載では前翅の茶色の筋について記述されているが,命名の由来かどうかは明言されていない。
日本亜種は,P. r. fusiformis Matsmura, 1921。「紡錘形の」。亜種の原記載文,Matsmura, 1921, Shin Nihon senchu zukai 4: 781 に,「(前縁の)第四,第六,第七室ニハ黒色の縦条アリテ,第七室ニアルモノハ紡錘状ヲ呈シ顕著ナリ」。
200526
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