yyzz2; top蛾の学名シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科

シャチホコガ科 ウチキシャチホコ亜科
Cerura属

(けるら)

【命名】Schrank, 1802

【タイプ種】Cerura vinula Linnaeus, 1758

【原記載】Favna Boica 2 (2): 155

【意味】[ギ] keras(触角,角); [ギ] oura(尾)。「角(つの)の尾」。

 幼虫の2本の尾に由来。原記載には「フォーク(鋤)のスピナー(繭を作る蛾)」また「幼虫:14足。2又フォークの尾」。

オオモクメシャチホコ Cerura erminea

【和名】オオモクメシャチホコ
【学名】Cerura erminea

(けるら えるみねあ)

【命名】(Esper, 1783)

【原記載】Die Schmetterlinge in Abbildungen nach der Natur 3: 100 (Phalaena Bombyx)

【意味】[古フランス]ermine(アーミン模様)から。

 「アーミン (紋章学) - Wikipedia」の図版参照。また,この語はアーミンの由来である「白貂・オコジョ」も指す。

 原記載「白い,アーミン模様の鱗翅」。

モクメシャチホコ Cerura felina

【和名】モクメシャチホコ
【学名】Cerura felina

(けるら ふぇーりーな)

【命名】(Butler, 1877)

【原記載】The Annals and magazine of natural history (4) 20: 474 (Dicranura)

【意味】[ラ] felinus(白貂(シロテン)の)。

 原記載は意図を説明していないが,上記 C. erminea種との類似が述べられており,それとの対応による命名と考えられる。

 ラテン語felinusは通常は「猫」だが,同義語のfelesは「イタチ・テン・シロテン」を含む広い概念であって,命名者は後者(erimine)の意図なのだろう。

 図版は,Oberthür, 1880, Études d'entomologie 5: 59, pl. 8(Dicranura askolda)から。

200519

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