ヒトリガ科 ヒトリガ亜科
Utetheisa属
(うてていさ)
【命名】Hübner, [1819]
【タイプ種】Phalaena ornatrix Linnaeus, 1758
【原記載】Verzeichniss bekannter Schmettlinge: 168
【意味】[ギ]outaô(傷); theios(神,神聖な)。「神聖な傷」。
原記載に記述なし。おそらく,翅の赤黒模様とキリストの受苦とを結びつけたもの。
【和名】ベニゴマダラヒトリ
【学名】Utetheisa pulchelloides
(うてていさ ぷるけるろいーでーす)
【命名】Hampson, 1907
【原記載】The Annals and magazine of natural history (7) 19: 230
【意味】[学名]Utetheisa pulchelloides; -oides(〜の形をした,似た)。「pulchella種のような姿をしている,似ている」。
原記載「U. pulchellaとは,雄の触角が繊毛ではなく鋸歯になっていること,後翅にひだ,内側に毛束があることで異なる」。
U. pulchellaは日本未産(アフリカ,中央アジア,南アジア,オセアニアなどに分布)。「小さくかわいい」。
日本の亜種は,U. p. vaga Jordan, 1939。「うろうろする,移動する」。
画像は,Hampson, 1920, Catalogue of the Lepidoptera Phalaenae in the British museum suppl. 2, pl. 48, fig.18 から。
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