ヒトリガ科 ヒトリガ亜科
Arctia属
（あるくてぃあ）
【命名】Schrank, 1802
【タイプ種】Phalaena caja Linnaeus, 1758
【原記載】Favna Boica 2 (2): 152
【意味】［ギ］arktos（熊）； -ia（接尾辞）。
おそらく幼虫の黒く毛深い姿に由来。ヒトリガ Arctia caja について，独俗名として"Brauner Bär"（茶色熊），"Bärvogel"（熊蛾），またイギリスで幼虫について"Woolly Bear"（毛熊）の呼び名がある。
【和名】ヒトリガ
【学名】Arctia caja
（あるくてぃあ かや）
【命名】(Linnaeus, 1758)
【原記載】Systema naturae per regna tria naturae (ed.10) 1: 500 (Phalaena Bombyx)
【意味】不詳。Spulerは，1910, Die Schmetterlinge Europas 22: 134，では「χαιω 炎から。鮮やかな色による」と述べるが，Emmet（SNB, p. 193)は，ローマの女性名と考えている。Emmetによれば，リンネは下翅の色の鮮やかな蛾を女性とすることを好んだという。
日本の亜種は，A. c, phaeosoma (Butler, 1877)。「灰色の体」。
211003
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