yyzz2; top>蛾の学名>シャチホコガ科>ウチキシャチホコ亜科
シャチホコガ科 ウチキシャチホコ亜科
Lophontosia属
(ろふぉんとしあ)
【命名】Staudinger, 1892
【タイプ種】Odontosia cuculus Staudinger, 1887
【原記載】Mémoires sur les lépidoptères 6: 361
【意味】[ギ]lophos(兜の飾り,鶏冠(とさか)); ontos(存在者);-ia(接尾辞)。
「鶏冠のあるもの」。胸背の形状からだろう。原記載にはこのことに関する記述はない。"Lopho-"で始まる属名はシャチホコガに頻出する。
【和名】ウスヅマシャチホコ
【学名】Lophontosia cuculus
(ろふぉんとしあ くくるす)
【命名】 (Staudinger, 1887)
【原記載】Mémoires sur les lépidoptères 3: 228 (Lophopteryx)
【意味】[ラ]cucullus 頭巾,カウル(大きなフードのついたマント)。おそらく頭部から腹背にかけての形状から。
原記載には由来の説明がない。"cuculus"は一般的には鳥のカッコウ,またはラテン語で「寝取られ亭主,愚かな,勇敢な」という意味の語だが,解釈不能。ここでは"l"が一つ脱落したものと解釈した。蛾の命名において"cucull-"は多く見られるが,"cucul-"はほとんどなく決定的なことはいえない。
200521
←前 Lophocosma属 | Nerice属 次→ |