yyzz2; top蛾の学名シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科

シャチホコガ科 ウチキシャチホコ亜科
Furcula属

(ふるくら)

【命名】Lamarck, 1816

【タイプ種】Phalaena furcula Clerck, 1759

【原記載】Histoire naturelle des animaux sans vertèbres 3: 581

【意味】[ラ]furca(さすまた,二股のフォーク); -clus(縮小辞)。

 原記載の記述では,「幼虫は〔…〕二股フォークになった尾を持つ(cauda furcata)」。

ホシナカグロモクメシャチホコ Furcula bicuspis

【和名】ホシナカグロモクメシャチホコ
【学名】Furcula bicuspis

(ふるくら びくすぴす)

【命名】(Borkhausen, 1790)

【原記載】Naturgeschichte der euröpaischen Schmetterlinge: nach systematischer Ordnung 3: 380 (Bombyx)

【意味】[ラ]bi-(2つの); cuspis(槍,棘)。「2本の槍」。おそらく幼虫の尾の形状に由来。原記載には説明なし。

 日本の亜種はF. b. lanigera (Butler, 1787)。「羊毛,雄羊」。

ナカグロモクメシャチホコ

【和名】ナカグロモクメシャチホコ
【学名】Furcula furcula

(ふるくら ふるくら)

【命名】(Clerck, 1759)

【原記載】Icones insectorum rariorum : cum nominibus eorum trivialibus, pl. 9, fig. 9 (Phalaena)

【意味】種小名のfurculaは属名の反復名。属名の解説を参照。原記載には図版のみで記述がない。

 日本の亜種F. f. sangaica (Moore, 1877) は,おそらくパーリ語で仏教集団を表すsanghaに,形容詞を作る接尾辞の-icusがついたものと考えられる。Mooreはアジアの鱗翅の研究者でサンスクリット語由来の命名を多く行っている。

 なお,Mycalesis sangaicaという種小名を同じくするヒメジャノメについて,平嶋『蝶の学名』は,「近代[ラ]Sagaricaの誤記。サガリスの,の意の形容詞の女性形。サガリスはBithyniaの最大の川」(p.525)と説明している。

200519

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