yyzz2;虫画像 虫よもやま蛾の学名シャチホコガ科index

シャチホコガ科
Furcula属

(ふるくら)

【命名】 Lamarck, 1816

【タイプ種】 Phalaena furcula

【意味】[羅]furca さすまた,二股のフォーク;-clus 縮小辞。幼虫の尾から。

 原記載の記述では,「二股フォークになった尾を持つ(cauda furcata)」。

ホシナカグロモクメシャチホコ Furcula bicuspis

【和名】 ホシナカグロモクメシャチホコ
【学名】 Furcula bicuspis

(ふるくら びくすぴす)

【命名】 (Borkhausen, 1790)

【意味】[ラ]bi- 2つの;cuspis 槍,棘。「2本の槍」。おそらく幼虫の尾の形状に由来。原記載には説明なし。

 日本の亜種は F. b. lanigera 。[ラ]laniger(羊毛,雄羊)。

ナカグロモクメシャチホコ

【和名】 ナカグロモクメシャチホコ
【学名】 Furcula furcula

(ふるくら ふるくら)

【命名】 (Clerck, 1759)

【意味】種小名のfurculaは属名のトートニム(反復名)。属名の解説を参照。元々が Phalaena furcula だったものに,Furcula という属名が設定された結果。原記載には図版のみで記述がない。

 日本の亜種 F. f. sangaica は,おそらくパーリ語で仏教集団を表すsanghaに,形容詞を作る接尾辞の-icusがついたものと考えられる。命名者のMooreはアジアの蝶の研究者でサンスクリット語由来の命名を多く行っている。

 なお,Mycalesis sangaica というヒメジャノメについて,平嶋『蝶の学名』は,「近代[ラ]Sagaricaの誤記。サガリスの,の意の形容詞の女性形。サガリスはBithyniaの最大の川」(p.525)と説明している。

090811

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