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シャクガ科 ナミシャク亜科
Operophtera属
(おぺろふてら)
【命名】 Hübner, 1825
【タイプ種】 Operophtera brumata
【原記載】 Verz. bekannt. Schmett.: 321
【意味】 スペルミスの可能性が高い。 Hulstは著書の中で(Hulst, 1896, Trans. amer. ent. Soc. 23: 252),これを「Opheroptera」と綴り変えている。この場合,後節「ptera」は[ギ]pteron(翼)。前節は不詳。
他方 Emmetは「Oporophthera」と解釈する。[ギ]opôrâ(果実,果実の季節・初秋); phtheirô(駄目にする,滅ぼす)。蛾の食害に由来するとしている(ESN, 172)。
【和名】 ナミスジフユナミシャク
【学名】 Operophtera brunnea
(おぺろふてら ぶるんねあ)
【命名】 Nakajima, 1991
【原記載】 Tyô to Ga 42(3): 195
【意味】 不詳。原記載に記述なし。
【和名】 ヒメクロオビフユナミシャク
【学名】 Operophtera crispifascia
(おぺろふてら くりすぴふぁすきあ)
【命名】 Inoue, 1982
【原記載】 Moth of Japan 1: 491
【意味】 [ラ]crispus(波状の); fascia(帯,紐)。
原記載には言及されていないが,おそらく翅の横線に由来。
【和名】 クロオビフユナミシャク
【学名】 Operophtera relegata
(おぺろぴてら れれーがーた)
【命名】 Prout, 1908
【原記載】 Entomologist 41: 76
【意味】 [ラ]relegatus(追放された,送り出された)。
原記載には明示されていないが,あるいは,Leechが「Oporabia nexfasciata」とした日本産の標本を誤同定とみなし,新たな別種としたことに由来するか。
181124
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