シャクガ科 アオシャク亜科
Comibaena属

【和名】 ヘリジロヨツメアオシャク
【学名】 Comibaena amoenaria

（こーみばえな　あもえなーりあ）

【命名】 (Oberthür, 1880)

【意味】 ［羅］amoenus（魅惑的な，愛らしい）； -aria（接尾辞。リンネがこの接尾辞を櫛ひげのシャクガの語尾としていることから（拙ブログ「09-02-03記事」参照），命名者はそれを継承したものか。

【和名】 ギンスジアオシャク
【学名】 Comibaena argentataria

（こーみばえな　あるげんたーたーりあ）

【命名】 (Leech, 1897)

【意味】 ［羅］argentatus（銀で飾られた）； -aria（接尾辞。リンネがこの接尾辞を櫛ひげのシャクガの語尾としていることから（拙ブログ「09-02-03記事」参照），命名者はそれを継承したものか。

　画像は，Seitz, 1915, Die Gross-Schmetterlinge der Erde, Bd. 4, pl. 2。

【和名】 クロモンアオシャク
【学名】 Comibaena delicatior

（こーみばえな　でーりかーてぃおる）

【命名】 (Warren, 1897)

【意味】［羅］delicatus（優美な，飾りのある）の比較級。

　「一層魅力的な」。

【和名】 カラフトウスアオシャク Comibaena ingrata
【学名】 Comibaena ingrata

（こーみばえな　いんぐらーた）

【命名】 (Wileman, 1911)

【意味】 ［羅］ingratus（不快な）。

　命名者の報告文に命名の由来なし。

　２０世紀に入ると，さすがに上記リンネのご威光は届かないらしい。

【和名】 ヨツモンマエジロアオシャク
【学名】 Comibaena procumbaria

（こーみばえな　ぷろーくむばーりあ）

【命名】 (Pryer, 1877)

【意味】 ［羅］procumbo（かがむ，平伏する，落ちる）；-aria（接尾辞。リンネがこの接尾辞を櫛ひげのシャクガの語尾としていることから（拙ブログ「09-02-03記事」参照），命名者はそれを継承したものか。

　命名者の報告文に命名の由来なし。

　画像は，Seitz, 1915, Die Gross-Schmetterlinge der Erde, Bd. 4, pl. 2。