シャクガ科エダシャク亜科
Mesastrape属

（めさすとらぺー）

【命名】 Warren, 1894

【タイプ種】 Erebomorpha fulguraria

【意味】 [ギ]meso-(中央の，中間の)； astropê(雷光，電光)。ηはラテンナイズされると「短音のａ」になるのが普通。ギリシア語もともとの長音を残していると解釈した。

「中間の雷光」。翅の模様からと思われる。

　近年まで Mesastrape属はErebomorpha属に組み込まれていた。

アミメオオエダシャク Mesastrape fulguraria

【和名】アミメオオエダシャク
【学名】 Mesastrape fulguraria

（めさすとらぺー　ふるぐらーりあ）

【命名】 (Walker, 1860)

【意味】種小名は[ラ]電光の，稲光の。属名と同趣旨。

　日本亜種名は，M. f. consors。「兄弟，姉妹」。命名者の　Butler はこれを独立種とみなしていたため，fulguraria 種との類似から。

　画像は，Butler, 1878, Ill. typical Spec. Lep. Het. Colln Br. Mus. 2: 48, pl. 37 (Erebomorpha consors)。

150920