yyzz2;虫画像 虫よもやま蛾の学名シャクガ科エダシャク亜科

シャクガ科 エダシャク亜科

Arichanna属

(ありかんな)

【命名】 Moore, 1868

【タイプ種】 Scotosia plagifera

【意味】 おそらくインドの女性名“Archana”からの造語。

シロホシエダシャク Arichanna albomacularia

【和名】 シロホシエダシャク
【学名】 Arichanna albomacularia

(ありかんな あるぼまくらーりあ)

【命名】 Leech, 1891

【意味】 [ラ]albus(白い);macula(点,汚れ);-aria(接尾辞。性質を示す)。

 「白点がある」。

【和名】 ヒョウモンエダシャク
【学名】 Arichanna gaschkevitchii

(ありかんな がしけーう゛ぃっちいー)

【命名】 (Motschulsky, 1860)

【意味】 19世紀ロシアの外交官で,函館で領事をしていたゴシケーヴィチ Goskevich(出身地であるベラルーシ語ではおそらくガシケヴィチ)に献じられたもの。「ヨシフ・ゴシケーヴィチ - Wikipedia」参照。

 (“-ii”で終わる語尾は人名そのものがラテン語化されているので,本来ならラテン語での発音になるべきだが,この場合は発音できそうもないのでロシア読みに従った)。

Arichanna melanaria キシタエダシャク

【和名】 キシタエダシャク
【学名】 Arichanna melanaria

(ありかんな めらなーりあ)

【命名】 (Linnaeus, 1758)

【意味】 [ギ]melas(黒);[ラ]-aria(性質を示す接尾辞)。リンネは櫛ひげのシャクガに対してこの接尾辞を用いる。

 日本の亜種は,A. m. fraterna。「兄弟の」。Butlerはこの蛾について,melanaria種(当時は Ryparia melanaria)と非常によく似ているが別種であると見なして命名(R. fraterna)を行っている。

キジマエダシャク Arichanna tetrica

【和名】 キジマエダシャク
【学名】 Arichanna tetrica

(ありかんな てーとりか)

【命名】 (Butler, 1881)

【意味】 [ラ]tetricus(陰気な,無愛想な)。

120808

←前 Arbognophos属 Ascotis属 次→