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シャクガ科 エダシャク亜科
Apochima属
(あぽきま)
【命名】 Agassiz, 1847
【タイプ種】 Amphidasis flabellaria
【意味】[ギ]ap-(接頭辞,〜の後);cheima(冬)。「冬の後」。タイプ種の発生時期が冬〜早春であることから。
【和名】 クワトゲエダシャク
【学名】 Apochima excavata
(あぽきま えくすかわーた)
【命名】 (Dyar, 1905)
【意味】[ラ]excavatus(えぐられた,凹まされた)。
原記載に「前縁がわずかにえぐれており(=concave)」の記述あり。ラテン語で,“concavo”と“excavo”の意味はほとんど同じである。
画像は上記原記載(Acanthocampa excavata)から。
堀・櫻井,2015,北海道の蝶と蛾: 358, では「分布記録の詳細は不明」とされている。
【和名】 オカモトトゲエダシャク
【学名】 Apochima juglansiaria
(あぽきま ゆぐらんしあーりあ)
【命名】 (Graeser, 1889)
【意味】[ラ]juglans(胡桃);-arius(接尾辞)。
「胡桃の」。食草から。
和名は命名時の学名“Acanthocampa okamotonis (Matsumura,1910)”(オカモトのトゲイモムシ。現在はシノニム)から(『続日本千蟲図解』,p.103)。とはいえ,“Acanthocampa”という属名がもともと日本語の「TOGE-SHAKUTORI-MUSHI」の由来するものでもある(Dyar, 1905, Proceedings of the United States National Museum 28: 952)。
120804
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