カギバガ科トガリバガ亜科
Nemacerota属

（ねーまけろーた）

【命名】Hampson, 1893

【タイプ種】Asphalia cinerea Warren, 1888

【原記載】The Fauna of British India, including Ceylon and Burma (Moths) Ｉ： 177

【意味】［ギ］Nêma（糸，糸の）； ceras（角，触角）；［ラ］-ota（接尾辞。所有を示す）。「糸状の触角を持つ」。

　ibid., 185の検索表「両性ともに触角は糸状で繊毛を帯びる」に由来。

【和名】ヒメナカジロトガリバ
【学名】Nemacerota tancrei

（ねーまけろーた　たんくれいー）

【命名】(Graeser, 1888)

【原記載】Berliner entomologische Zeitschrift 32: 151 (Cymatophora)

【意味】［人名］Rudolf Tancré（1842-1934）；［ラ］-i（属格語尾）。

　原記載によれば，タンクレへの献名。タンクレはドイツの動物標本商，鳥類・昆虫学者。シベリア・沿海州方面から標本を仕入れて販売していた。Wikipediaを参照（Rudolf Tancré - Wikipedia)。

200902