カギバガ科オオカギバガ亜科
Mimozethes属

（みもぜーてーす）

【命名】Warren, 1901

【タイプ種】Euchera nana Warren, 1897

【原記載】Novitates zoologicae 8: 190

【意味】［ギ］mimô（真似する，擬態する）；［学名］Zethes属。「ゼーテースダマシ」。

　Zethes属は日本未産のヤガ科（トモエガ科）の蛾。おそらくギリシア神話における英雄［ギ］Zêtês（Zethesとも綴られる）に由来。ゼーテースはアルゴー船の船員の一人。北風神ボレアースの子で翼を持っていたとされる。

ギンスジカギバ Mimozethes argentilinearia

【和名】ギンスジカギバ
【学名】Mimozethes argentilinearia

（みもぜーてーす　あるげんてぃりーねあーりあ）

【命名】(Leech, 1897)

【原記載】The Annals and magazine of natural history (6) 19: 183 (Decetia)

【意味】［ラ］argentum（銀）; linea（線）; -arius（接尾辞）。「銀の線が入っている」。

　前翅の模様から。原記載「前翅は斜めに銀灰色の筋が入っている」。

　画像は，Seitz, 1912, Die Gross-Schmetterlinge der Erde 2, pl. 48 a から。

200613