シャクガ科 フユシャク亜科
Inurois属

【和名】 フタスジフユシャク
【学名】 Inurois asahinai

（いぬろいす　あさひないー）

【命名】 Inoue, 1974

【意味】 ［固］おそらく採集者である，朝比奈英三（低温生物学者）に献じられたもの。“-i”は属格を作るラテン語の接尾辞。

【和名】 ウスバフユシャク
【学名】 Inurois fletcheri

（いぬろいす　ふれっちゃーいー）

【命名】 Inoue, 1954

【意味】 ［固］Fletcher に献じられたもの。“-i”は属格を作るラテン語の接尾辞。

　Fletcher 名の昆虫学者は多くいるが，原記載を参照できず。

【和名】 ウスモンフユシャク
【学名】 Inurois fumosa

（いぬろいす　ふーもーさ）

【命名】 (Inoue, [1944])

【意味】 ［ラ］fumosus（煙でいぶした）。

【和名】 クロテンフユシャク
【学名】 Inurois membranaria

（いぬろいす　めむぶらーなーりあ）

【命名】 (Christoph, 1881)

【意味】 ［ラ］membrana（羊皮紙，薄皮）； -arius（接尾辞）。

　画像は，Seitz, 1915, Die Gross-Schmetterlinge der Erde, Bd. 4, pl. 3 （Alsophila membranaria。ただし，I. tenuis との区別がつけられておらず，後者の図の可能性がある）。

【和名】 ヤマウスバフユシャク
【学名】 Inurois nikkoensis

（いぬろいす　にっこーえーんしす）

【命名】 Nakajima, 1992

【意味】 ［固］おそらく（採集地である）「日光」。原記載を参照できず。； ［ラ］-ensis（地名を示す接尾辞）。

【和名】 ホソウスバフユシャク
【学名】 Inurois tenuis

（いぬろいす　てぬいす）

【命名】 Butler, 1879

【意味】 ［ラ］tenuis（細い，やせた）。